まるで靴の中の小石のように気になることはありますか?

今日はちょっとお盆休みだし毛色の違う話を。

実はずーっと気になってたことがあって
それがつい先日解消された。

なくなったことによる快適感は
まるで靴の中の小石のようであり、

想像を超えるものであり自分が思ってるよりも
ずっと無意識的に影響してたんだなと実感してます。

昔話を少々

パン屋になる前にITの会社で勤めてたのです。

(最近の方は知らないかもですが
システム構築のプロジェクトマネージメントとか要件定義とか設計とか
システム屋さんとして12年ほどそんな仕事してました

パン屋開業までのあやぱんストーリーはこちらへ

ちょうど2年前の3月に
上司に『パン屋になりたいから会社辞めたい』と言ってから
なんかもう会社に行けなくなってしまったのです。

その時に持ってたプロジェクトが
なかなか難易度が高くてキツイ案件だったんですね。

このプロジェクトはやりきってから
辞めようと思ってたので

行かなきゃーって思ってたけど
もう体が動かなくて。

ほんでそっからお休みして
そのまま退社することになりました。

当時は会社に行けないというか
近づくと具合悪くなってたので

12年も勤めて
幾多の修羅場を共にしお世話になったのに
会社の人たちに最後の挨拶もできてなかった。

PJを途中で投げ出したことや
辞め際が美しくないというか

まるで靴の中に入った小石のように
チクチクした罪悪感とかが有りました。

(辞めてパン屋になったこと自体は全く後悔してないよ!)

そして、再会

この前、過去に参画した大型PJの
10周年記念飲み会に誘ってもらいました。

これはチャンス!って思ったけど
モヤモヤするからどうするか迷って
一回断ったのだけど

ある先輩にこんな一言をもらいました。

「橋本もぜひ誘って欲しいってことだったので、
会社残り組は気にしてないかも?

こんなにいまは楽しいよ、
という姿を見せるのも、
わだかまりを解消する1つの手だわな。」

私自身も辞めて
今パン屋でとっても幸せに過ごしてる。

自分が逆の立場だったら
(後輩が辞めたという立場だったら)

もう2年も経った話だし
元気にきてくれる方が嬉しいなと。

こだわってたのは自分だし
行く行かないのわだかまりは
ここでどっちでもよくなりました。

結果、行って良かった。

かなりの人数でワイワイしてたので
普通に話せたし
みなさんに軽くだけど
近況報告とご挨拶できました。

帰路に着く頃には
いつもそこにあった
靴の小石が取れていたのに気がつきました。

小石のなくなった靴は
もっと軽やかにステップが踏めて

ダブルレインボーも見たし
もっと楽しく遠くにもいける気がした。

あやぱんネクストジェネレーション的な(笑)

ここで質問

まるで靴の中の小石のように
ずっと気にかかってること有りますか?

小石とると気持ちいいよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

通販専門のパン屋「あやぱん工房」店主。 大手ITシステム会社に12年勤務し、パン屋として独立。 「あやぱんは幸せの味」がコンセプト。食べるみんなが”ふんわり優しく幸せな気持ち”になって、誰かにおすそ分けしたくなる、そんなパンを作ってます。 今後はパンに関わらず食全般を通じて安全や笑顔をどのようにもっと多くの人へ届けられるか模索中。