栗仕事は続くよ。栗の鬼皮むきの巻き

前回までのあらすじ

あやぱんの看板商品の一つである
渋皮煮がまるまる一個入った栗あんぱんの
渋皮煮をビューンと佐賀まで採りに行ってきました。

その様子がこちら

栗拾い?いや、これは栗狩りだ!!

30キロの栗の鬼皮を剥きます

収穫当日すぐに水につけます。

一晩おいた栗がこちら。

いや〜、水を吸ってしっとりしてまっせ。
鬼皮が柔らかくなって剥きやすくなるという効果もあるみたいです。

栗くり坊主という
栗剥き用のハサミを使って
剥いていきます。

しかしながら、
栗の鬼皮むきなどしたことないので
コツがつかめず四苦八苦。

栗師匠いわくポイントは三点

  • お尻からハサミを入れること
  • ハサミの入れる角度
  • 手首のスナップを聞かせてクリッとする

渋皮煮なので、
渋皮を綺麗にのこすのが難しい。

ちょっとしたミスで
渋皮を通り越して
栗の黄色の身の部分が見えちゃうのです。

「ほら!今回はうまくできた!!」

とか言っていると、
次の栗で渋皮に傷つけたり。。。

もはやこれは

栗瞑想

うまく剥けた時も
剥けなかった時も

ただ淡々と栗を剥いていくのです。。。。

剥いた栗たちの図

剥いた栗はまた一晩水につけて置きます。

重曹で煮る

渋皮の周りに着いている綿状の繊維を落とすために
重曹で煮ます。

煮て少し冷まして
水で洗ったら
渋皮煮残っている繊維たちを取り除きます。

案外残っている。。

栗のアカスリみたいな感じでした。

いよいよ砂糖で炊いていきます

グラグラせず、優しい感じで煮ていきます。

1回目の煮込みはこれで終了。
あと2回、翌日、翌々日とかけて煮込んで完成です。

私たちは、ここまでお手伝いして
タイムアップのため東京に戻ります。

1回目の煮込み後の渋皮煮

宝石のように綺麗な渋皮煮。

あと2回の煮込みで
どんどん味が深くなっていくはずです。

10月は渋皮煮がまるまる入った栗あんぱんが入ります。

明日、10/2(火)に完成した渋皮煮が届くので
10月のあやぱんセットには
この渋皮煮がまるまる入った栗あんぱんが入ります。

どうぞお楽しみに!

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ABOUTこの記事をかいた人

通販専門のパン屋「あやぱん工房」店主。 大手ITシステム会社に12年勤務し、パン屋として独立。 「あやぱんは幸せの味」がコンセプト。食べるみんなが”ふんわり優しく幸せな気持ち”になって、誰かにおすそ分けしたくなる、そんなパンを作ってます。 今後はパンに関わらず食全般を通じて安全や笑顔をどのようにもっと多くの人へ届けられるか模索中。