サスティナブル(持続可能)な暮らし
私たちの暮らしは便利や快適さを追求し過ぎた結果、
行き過ぎたものになっていないか?
がんがんエネルギー使ってめちゃお金を稼ぐのも素晴らしい。
その一方でちょっと手間をかけたり、
シェアしたり、助け合ったりで
楽しく愉快に豊かに暮らしていける道もあるんじゃない?
いつしかそんな風に考えるようになりました。
でも、それって本当にできるのだろうか?
友達から「非電化思考のすすめ」を勧められて読んでみたら、
とてもヒントになりそうな事が書いてありました。
非電化という提案
先週末いつか行きたいと思っていた
那須にある非電化工房の見学会に行ってきました。
非電化工房とは、先ほどの著者の藤村先生が提案している
「お金とエネルギーを使わなくても得られる豊かさ」をテーマにした
小さなテーマパークです。
お金とエネルギーをかけない代わりに手間をかけます。
農業だったり、建物を建築したり、
基本的に何でも自分たちでやります。
一年単位でお弟子さん制度を取っていて
技術を先生が教えてお弟子さんが実践するという感じです。
(これはキャンプ場の水場を建設しているところ。
基礎からやります。)
自分たちでやると聞くとこんな気がしませんか?
- なんか大変そう
- ダサそう
- 居心地悪そう
しかし、そこにはポリシーがあって
苦労や我慢をするのはダメ!!
ちょっと手間をかけることや
仕組みを作ることで
- 楽
- 快適
- オシャレ
というのを目指してるそうです。
中でも驚いたのは、非電化カフェ。
普通だと5000万はかかる40席のカフェを
50万円で作られていたのです。
しかもちゃんとオシャレ!
ストローベールハウスといって
藁の塊を積んで泥で塗り込みその上に漆喰を塗ります。
壁が60センチなので断熱性は抜群です。
おまけにこのまま朽ちても、全てが土に還ります。
椅子たちも手作りです。すごい。
カフェの5000万投資だと
初めから無理だと諦めそうですが
50万投資なら失敗してもやる気になれる。
一気にハードルが下がりますね。
お金がないから、、、と思考停止になるのではなく
先生の考えとして
お金がないから、、、と思考停止になるのではなく
例えばこんなやり方あるし、色んな選択肢があるんだよ。
というの教えてくれてます。
まだ消化途中なのですが
生きる力というか
そういうものが養われるんじゃないかなと感じました。
何も知らなくてお金出して丸投げじゃなく
ある程度知った上でお願いするのでは
全然違うんだろうな。
お金をガンガン稼いで
自由に快適に過ごす豊かな生き方も、
お金とエネルギーに頼らず、
自給自足と分かち合いの世界での豊かな生き方も、
どちらも素晴らしい。
どちらも知った上で、
私はこれからどんな生き方をしたいのか。
サスティナブルあやぱん(持続可能なあやぱん)、
方向性を模索中です。