作り手がみえる食べ物たち

私の大事にしたいこと

私の大事にしたいことの一つに
”作り手がみえる”というのがある。

誰がどんな思いで
どういう工程を経て作っているのかを知ることで

食べ物だと安全性の確認や
価格の妥当性など判断する基準になるかもしれない。

それもあるんだけど
何かそれそのものに愛着が湧くし
ファンになれる気がする。

あやぱんとブツブツ交換してくれている
池守農園の無農薬野菜。

池守のお父さん、お母さんが
大切に作ってくれてるんだなぁと思うと
丁寧に大事に食べようってもちろん思う。

スーパーの野菜では感じられない
今ここにある野菜の先に
あることまで想いが繋がるというか。

すごい感謝の輪が広がる気がするの。

スーパーの野菜でも
「生産者さん、美味しい野菜ありがとう!」って思うけど
なんかざっくりしてる。
(ただ私は想像力が少ないからもあると思う)

池守さんは会ったことあるし
毎月送ってくるからかもしれないけど

今年は天気が不安定だったけど
お母さん元気かなとか、
お父さんは相変わらずかなとか

繋がってる感じがしてとても大好きなのです。

なんかさ、そういう関係の人が増えると
世界が幸せと平和で包まれそうな感じしない?

マクロな視点でいうと

農学部出身として最近感じてるのは
日本の農業って結構危機的な状態にあると思ってる。

1965年に1100万人を超えていた農業従事者は
2015年にはわずか200万人までその数を減らしている。

食料自給率としても
カロリーベースで40%、 穀物自給率に至っては28%です。
(今は輸入できてるので、当面は大丈夫かと思います)

もちろん、
世代交代して若手農家さんが活躍されていたり
植物工場などで安定的に供給される仕組みも出来つつあります。

美味しいものが食べたい

まだまとまってないんだけど
地産地消というか身土不二というか

作り手がみえて、美味しいものを食べたいと思うのです。

必ずしも無農薬、オーガニックには拘ってません。
どっちかというと鮮度やエネルギーが高いのがいいと思ってる。

もちろん高すぎると買えないから、安いと嬉しいけど
適切にお金は払いたい。

気持ちよくエネルギーが循環する感じ。
伝わるかなー??

小さな一歩を始めよう

なので、小さな活動だけど
素敵だなと感じた農家さんと繋がって
それを買って食べて応援できるといいなと思ってる。

そして、今回、所沢で無農薬野菜を作ってる
オギノエンファームさんとご縁をいただいた。
(まさかのぽれやあれさん、繋がり!)

ヤギがいた♡かわゆい♡

なんと無農薬&自家製粉の小麦も作ってるとのことで
試験的にいくつか買ってきた。

市販の国産小麦より
価格として2〜2.5倍なので
すぐにあやぱんの全てで使うのは難しいけど
何かを作れるようにしたいと思っている。

オギノエンファームのお父さんオススメの
大麦粉も買ってきた!

はじめの一歩、来月はチャレンジ企画!

大麦粉25%パン  or  古代小麦25%(※) をやろうと思います。
(※古代小麦は山羊さんの贈り物さんから購入)

こうやって作ってくれた粉を使って
パンが作れるってほんと幸せだわ。

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ABOUTこの記事をかいた人

通販専門のパン屋「あやぱん工房」店主。 大手ITシステム会社に12年勤務し、パン屋として独立。 「あやぱんは幸せの味」がコンセプト。食べるみんなが”ふんわり優しく幸せな気持ち”になって、誰かにおすそ分けしたくなる、そんなパンを作ってます。 今後はパンに関わらず食全般を通じて安全や笑顔をどのようにもっと多くの人へ届けられるか模索中。