世界が認めた浮世絵師 暁斎に教えてもらった飽きずに続ける話

箱根延期、正解!!!

晴れダンスの甲斐もなく
前日の夜中は雪、朝も雨でした。
このため、もともと予定していた箱根は延期。

そこで東京・渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアムの
「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」に
行ってきました。

河鍋暁斎(1831-1889)は、
時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師です。

幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、
狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、
さらに流派に捉われず様々な画法を習得しました。

仏画から戯画まで幅広い画題を、
ときに独特のユーモアを交えながら、
圧倒的な画力によって描き上げた暁斎。

本展は、世界屈指の暁斎コレクションとして知られる
イスラエル・ゴールドマン氏所蔵の作品によって、
多岐に渡る暁斎作品の全体像を示します。

引用元:bunkamura 展覧会情報
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai.html

暁斎の展示で驚かされたこと

箱根の代わりで
ほとんど予備知識がなく行ったのですが
めちゃめちゃよかったです。

圧倒的な創作意欲と
動物の写実さを再現する鋭すぎる観察眼と
筆の運びの大胆さと緻密さ

たいそう驚かされました。

構図も描きすぎないことで生む
ダイナミックさやテーマも絞り込みも教えてもらいました。

たったこれだけの線で
なんでこんなに雄弁なの!?って。

暁斎さんに疑問を聞いてみた

幼い頃から毎日毎日、絵を書いていた暁斎さん。

時には書画会で、
暁斎さんが一日に200枚の画を描いたと伝えられています。

私はそこで疑問に思いました。

そんなに書いて飽きないの?

なので、その問いを持って絵を鑑賞。

あやぱん
なんでそんなに描き続けられるの?
飽きずに続けてられすのは何故なの?

すると、こんなインスピレーションが降りてきました。

暁斎さん

飽きないように
楽しく工夫するのが仕事。

いろんな刺激を受けたり
新たなものを取り入れることで
組み合わせを変えて見たりして
自分が飽きないように工夫するんだよ。

あやぱん
これやめて他のことしようと思わなかったの?
暁斎さん
もともと自分が好きでやり始めたことだったし
絵って決めたから絵以外は選択はなかったな。

もちろん上手くいかない時もあった。

しかし、淡々と描き続けるだけ。
鴉も何回描いたことか。

上手く描けない時は
勉強したり、写生したり観察眼を養う。

すぐにかけるようにならなくても
いつか描けるようになるように
淡々と描きづつける。

それは素振りみたいなもの。

自分が描きたいものをかけるようにね。

まとめ

はい、飽きないように工夫して
目の前のことをコツコツやります。

暁斎さんも自分が楽しむということで
絵からも”笑い”や”ユーモア”が
感じられる作品が多かった気がします。

表情だったり
仕草だったり
その当時の風刺だったり。

それが彼にとっての
工夫の一つの結果なのかしらと思います。

そして、暁斎さんがいってたことで
もう一つ印象に残ったことがあります。

動物は写生を学ぶのに最良のテーマだ。
モデルである動物は動き回って止まることもなく
同じ姿勢を取ることはありません。

暁斎さん
ひたすら観察してあらゆる姿勢を脳裏に刻みこみ、
部屋に戻ってその姿を記憶を元に描く。

ぜひ、実物をみて感じて見てください。

東京・渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアムの
「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」
2017/2/23(木)-4/16(日)
※会期中無休
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai/

お知らせ

4/18(火) タウンキッチン祭り@小平
11時〜売り切れ次第終了 入場無料♪

5/25(日) うっかり女子文化祭@原宿
10時~17時まで 入場無料♪

-あやぱん工房-
幸せのパンをお届けします
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ABOUTこの記事をかいた人

通販専門のパン屋「あやぱん工房」店主。 大手ITシステム会社に12年勤務し、パン屋として独立。 「あやぱんは幸せの味」がコンセプト。食べるみんなが”ふんわり優しく幸せな気持ち”になって、誰かにおすそ分けしたくなる、そんなパンを作ってます。 今後はパンに関わらず食全般を通じて安全や笑顔をどのようにもっと多くの人へ届けられるか模索中。